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活動報告(2016年度)

第97回    
「小江戸川越、蔵の街を訪ねて」 散策記
[2017.09.15(金)]

大型台風18号の来襲が懸念されましたが台風の足ノリが予想外に遅く、まだ沖縄周辺を進行中でこの日は晴天に恵まれ順調な滑りだしでありました。
午前9時40分、西武池袋線「秋津駅」集合は誰一人遅れることなく14名の参加者が集まり川越に向けて出発いたしました。(井上さんの奥様が初参加していただきました)
西武新宿線「本川越駅」にて川越市シルバー人材センターのボランティアガイド千代田隆雄氏の迎えを頂き、早速オリエンティーションとなりました。

ガイダンス

ガイダンス


川越は江戸に繋がる川越街道と新川岸河の水陸両道が開かれ、約40KM先の江戸との関係が密接になりました。
川越は食料品や木材・石材が江戸への供給地となり、その見返りとして江戸の文化が移入され、「小江戸」と呼ばれるようになりました。
川越の街は神社仏閣のエリア、行政機関エリア、商店街と概略3エリアに分かれているようです。
全員の集合写真を撮影した後、歩行距離約3.5Km,約2時間の行程で、沢山ある見所の中から「歩こう会」に最適なところをガイドさんが用意しておいてくれましたので、これからガイドさんの案内によりそのエリアを散策してみたいと思います。


小江戸蔵里

明治時代創業の旧鏡山酒造の蔵(国の有形文化財を活用し、今はおみやげ処、まかない処、くら市場として観光スポットです。

明治蔵・土産

明治蔵・土産

大正蔵・食事

大正蔵・食事

昭和蔵・市場

昭和蔵・市場


(1)大正夢浪漫通り

古き良き大正時代の風情漂う商店街(レトロな雰囲気です)

シンボルの旗

シンボルの旗

石畳の通り

石畳の通り

この通りは、以前は銀座商店街と呼ばれアーケードが名物でした。平成7年にアーケードが撤去され大正浪漫の街造りが本格的にスタートしました。
電線は地中化し石畳の通りの向こうには青い空が広がっています。

昭和モダンボーイ

昭和モダンボーイ

柴田さんがこの通りにある牛窪商店の中を覗いておりました。御年80歳を超えているとは思えないダンディ振りです。昭和ロマンのモダンボーイ(当時はモボと呼んだようです)というところでしょうか。

川越はうなぎも名物の一つだそうです。小川菊(おがきく)は創業200年の老舗で、店舗は3階建ての和風造りです。まだ11時半なのにもう客が長蛇の列です。

うなぎ小川菊

うなぎ小川菊

川越商工会議所

川越商工会議所

川越商工会議所。昭和3年武州銀行川越支店として建設されました。外壁の直径1mの太い柱は古代ギリシャのドリス様式が取り入れられているとのことです。


(2)蓮馨寺(れんけいじ)

徳川家ゆかりの名刹。呑龍上人が祀られていますが、堂前に鎮座する「おびんずる様」は自分の身体と同じ場所を撫でると痛みや病が治ると言われ人気があります。

呑龍堂

呑龍堂

この寺は元々北条氏の支配下にあり徳川政権に代わった際、前支配者の寺社仏閣は毀損されるのが一般的でしたが、関東でも屈指の浄土宗の名刹だったためそのまま残されました。写真の左側が北条氏のミツウロコの紋、右側が徳川氏の葵の紋と並んでおり大変珍しい例だそうです。

膝の悪い人が大勢祈願するものと見えて、おびんずる様の膝の部分が大分色が薄くなっております。

おびんずる様

おびんずる様


(3)蔵の街並み散策 

りそな銀行川越支店

りそな銀行川越支店


川越に残る大正7年建造の
印象的な洋風建物。
旧第85銀行本店。
国の有形文化財。

設計者は保岡勝也という人で東京駅を設計したかの有名な辰野金吾氏のお弟子さんです。洋式3階建でルネッサンス様式を基調としながら、ゼブラ模様の柱やアーチ部分がサラセン風にデザインされているということです。左側三分の一の部分は後に増築されました。建物の中では今でも銀行業務が行われています。

蔵造り店舗 やまわ

蔵造り店舗 やまわ


明治26年の大火を免れ残存している建物。


蔵造り街並み

蔵造り街並み

蔵造り店舗 大沢家

蔵造り店舗 大沢家


川越に残る最古の蔵造りで寛政4年建造。

蔵造りについて

蔵造りは耐火建築で費用が通常の10倍掛かります。2階の窓の部分には重厚な土壁の開き扉があります。1階の屋根には土を蓄えておく場所があり、いざ火災が発生した場合には扉を閉じて土に水を加えて泥状にしたものを扉の隙間に塗り込みます。

1階の店舗部分も土壁を嵌め込んで同様に泥で隙間を塞ぎます。こうして建物全体を土壁と泥で密閉し延焼を防ぎました。壁の表面は黒漆喰が塗られているのでより重厚さが増します。大沢家では作業の途中で泥が足りなくなってしまいました。一計を案じた主はお勝手の味噌樽を運んできて泥の代わりに味噌で目張りをして難を凌いだそうです。

蔵造りの建物の中は、夏は涼しく冬は暖かくとても快適な住居だそうです。外からの火災は絶対に防ぐのですが蔵の中で火を出したらひとたまりもないそうです。ですから火の用心には細心の注意を払っているとのことです。
(ガイドの話)


時の鐘

時の鐘


川越のシンボル・時計台、
寛永年間に建てられた。
現在の鐘楼は明治27年に再建された4代目。

三層構造で高さは約16m。毎日午前6時、正午、午後3時、6時に時を打ち蔵造りの街に鐘の音が響き渡ります。

現在は機械式になりましたが、以前は係員が櫓の右側の階段を登って鐘を突きました。人間がやるものですから飲み過ぎた翌朝は寝坊をして時の鐘が遅れることもあったそうです。 


(4)クレアモール

川越の商店街を抜けて昼食場所の 「そば寿庵」へ。一同揃って昼食です。

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そば寿安(1)

そば寿安(1)

そば寿安(2)

そば寿安(2)

そば寿安(3)

そば寿安(3)

そば寿安(4)

そば寿安(4)

そば寿安(5)

そば寿安(5)

そば寿安(6)

そば寿安(6)


(5)喜多院

昼食後希望者(と言うより散策のエネルギーある会員のみ)は見学へ。「川越大師」の名前でも知られている名刹。
慈覚大師円仁が西暦830年に創建。正月のだるま市・2月の節分 会・春の桜まつりなどで多くの人を集めます。

 

以上が主な見所で名所旧跡の謂われをガイドさんの説明を受けながら散策してまいりました。


 


あとがき

(1)

人口約35万人の「小江戸川越」の散策は「歩こう会」会員にとっては距離と言い時間と言い、疲れ具合と言い、各所に由緒があり、最適なところでありました。
このような素敵なところがまだまだ沢山あるだろうと期待され今後の活動が楽しみになりました。

(2)

早稲田大学のえんじ色の小籏を掲げて川越市内を歩いていると「早稲田の人たちが川越までよく来てくれた。」と川越在住の早稲田OBが大きな声を張り上げ歓迎してくれました。あのえんじ色の小籏がよほど懐かしく、嬉しかったのでしょうねー。S44政経卒、斎藤弘一OBで集合写真に収まっていただきました。

府中・川越稲門会

府中・川越稲門会

(3)

午後3時に本川越発国分寺駅行の直通電車に乗り、国分寺駅下車そして駅ビル9階のお寿司屋「銀蔵」で反省会を開催、次回の「甲州ブドウ狩り」に想いを馳せて散会いたしました。

 


【参加者】(敬称略.アイウエオ順)
参加者14名
新井鐘二(S39文)、井上宏一(S46商)・同夫人、大野正道(S40理工)、
大野真美(S42文)、加藤幸司(S41商)、加藤俊一(S29法)、小林春男(S44商)、
古曳亨司(S47法)、権平和照(S38法)、柴田弘道(S31法)、竹居義男(S35法)、
森島清(S36政経)、吉野征亜(S37法)

権平和照(38法) 記]

 

 
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